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ペリオンへのお散歩を終えた私は、エリニアに戻ることにしました。木のダンジョンにて緑キノコ調査です☆
ペリオンからの帰りで、お薬補充もしてないから大した時間調査できたわけではありませんでしたが、やはり鍋ふたを持ったキノコは確認できず...
所持品の整理のためにエリニアに戻ったところ、弓使いの「おぴよ」さんがヘネシスの狩り場にいるとの連絡が。
さっそく狩り場に押し掛けて、ロープにぶら下がりながら談笑。狩り場はさすがに空いてはいないので二人して豚さん退治に出かけました。
おぴよさんのキリが良くなるまで二人で豚さん退治開始☆豚さんはリボン巻いたのを含めてマジッククローで一撃。そういえば、ペリオン附近ではもっとタフな猪にあったけど、やっぱりこの豚さんたちの祖先なのかしら?それとも野良から野性に返ったものなのかしら?
豚さんたちは気力を回復してくれる青いお薬を持っていません。それでいてたくさん現れるので調子に乗って退治しているといきなり魔法が発動しなくなることも。テンション高くなって気疲れしてるのに気付けないみたい...
余裕がないわけじゃないので、油断してるんですね、きっと。それとグループ組んでるから相手の足を引っ張らないように頑張りすぎてるのかな?
私が、調子に乗って豚さん退治していると、おぴよさんに怖がられちゃいました。とんがり帽子なんてかぶってるけど、道化師じゃなくって魔法使いなんですよ私。引っ掻かれないように気をつけてくださいね♪
以前、ヘネシスの街を歩いていたらお家の中から苦しそうな咳が聞こえてきました。悪いとは思ったんだけど、ツラそうな咳だったから様子を覗いてみたの。
彼女はマヤちゃん。昔から病気で苦しんでいるみたい。「謎の薬」っていうお薬で少しは楽になるみたいなんだけど、そのお薬は港町リスにいる「テオさん」という方が持ってるんだって。
マヤちゃんは病気で外を出歩けないみたいだし、看病してくれるご家族もいないみたいなので私が代わりにリスまでお薬をもらいにいってあげることにしたの。
それにしてもテオさんってどこかで耳にした名前ねぇ。
ヘネシスからてくてくリスまで歩いてきた私はテオさんを探すことに。なかなか見つからないわねぇ。あごひげを蓄えているらしいからすぐに見つかると思ったのに。
結局、街の一番奥、港の船の前でテオさんに会えました。そっか、私がこの大陸に渡ってきたときに最初に出会った人だったのか。あの時は私が未熟だったから相手にしてもらえなかったのよね。
テオさんに事情をお話ししてお薬をもらおうとしたら、「光る石」と交換だって言われちゃった。あのぉ、テオさん?マヤちゃんとはお知り合いなんですよね?そのマヤちゃんが苦しんでるんですよ?
私の説得も通じず、結局は光る石と交換ということに。何でもその石のことはペリオンの雑貨屋さんのところの「ソフィアさん」が知っているらしいの。わかりました、出来るだけ急いでその石を持ってきますからお薬のことよろしくお願いしますねっ。
テオさんに教えてもらった「ソフィアさん」のもとへ向かうため、私はペリオンへ出発しようとしました。
そこへ、今の私とテオさんの話を聞いていたのかいなかったのか、そばにいたジェーンさんから声をかけられました。
ジェーンさんは外の世界に出て冒険をしてみたいんですって。だけどそれを聞いたお父さんから強く反対されているみたいなの。
それでもジェーンさんは諦められなくてお願いし続けたら、お父さんから条件を出されたんだって。その条件とは「角キノコの傘」と「ワイルドボアの牙」を集めてくるものなんだって。
角キノコの傘って青くてトゲのあるやつよね?それだったら私持ってたからジェーンさんに譲ってあげるって言ったの。そしたら、何を勘違いしたのかジェーンさん、「私に早くワイルドボアの牙も集めてきて♪」って言うの。
「ちょっとちょっと、ジェーンさん?あなた、冒険者になりたいんでしょう?そうしたら自分で集めなくちゃ意味がないんじゃないの?」
それにワイルドボアって、ペリオン付近で見かけたあの猪のことでしょ?以前ちょっかい出したときに散々な目に遭わされたのに...でもバニースーツの娘が行ったって悲惨なことにしかならないわよね。仕方ないなぁ、私マヤちゃんのお薬の犬で急いでるんだけど。ペリオンへ行くついでに集めてきてあげるよ。
ってことで、私はペリオン周辺で猪狩りをはじめました。野性味あふれる猪は私のマジッククロー一撃では倒れてくれません。いつもよりも多めに青いお薬を持って必死になって牙を集めてきました。
当初の目的、ペリオンで必要な情報を収集した私は、一度ジェーンさんの待つリスへ戻りました。「はいっ、ジェーンさん。約束したワイルドボアの牙持ってきたよ」
ジェーンさんは集めてくれたお礼にといって私に高価そうな書を私に譲ってくれました。
なんの書だろう...私が書の中身を確認してみると、それは片手用剣を強化する攻撃の書でした。うっ、私は刃物は苦手だし、そもそも身につけられないから使い道無いなぁ。戦士にもお知り合いはいないし...誰か必要としてくれる人に使ってもらいたいなぁ。
さて、ペリオンで教えてもらったことを実行するために早く行動を起こさなくっちゃ。マヤちゃん、待っててね。
ジェーンさんの頼まれごとの方が先に片づいちゃったけど、私の本来の目的はマヤちゃんにお薬を届けること。
ペリオンの雑貨屋さんでテオさんに教えてもらったソフィアさんに会うことが出来ました。
「ソフィアさん。光る石ってどうしたら手に入れられますか?どうしてもそれが必要なんです。」私がそう質問すると、
「私が作ってあげますよ。その代わりに材料を調達してきてちょうだいな」だって。すごぉい、ソフィアさんてば錬金術師さんだったんですね。
「で、ソフィアさん、必要な材料ってなんですか?」
教えてもらった材料は「ねばねばした液体、木の葉、オクトパスの足、アルコンの血」なんだって。
??アルコンの血ってどんなものだろう?ソフィアさんに訊いたら「マンジさん」が知っているって言うの。
ペリオン中を探し回ってようやっとマンジさんを見つけました。なんだかマンジさんて人目を避けて隠棲してるみたい、ちょっと近寄りにくい感じ。
「ソフィアさんから訊いて、マンジさんがアルコンの血について知ってるって教えてもらったんですけど。」
マンジさんは私を睨みつけて黙ったまま...無視されてるのかしら?でも、マヤちゃんにお薬届けるって約束したんだもん!
必死に事情を説明したのが伝わってくれたのか、マンジさんは渋々アルコンの血について教えてくれました。扱いが難しいから、持ってるけど私にそのまま渡すことは出来ないんだって。私の実力を見せろと。
「この島のどこかにある地下洞窟のことは知ってるな?そこへ行って死者の符籍をとってこい」だって。
地下洞窟って、噂には聞いたことあるけど、スリーピーウッドにあるんでしょ?私まだスリーピーウッドって行ったこともないんですけど...なんだか恐いなぁ。
スリーピーウッドだなんて...鍋ふたを手に入れてから行くつもりだったから、なんて急なお話でしょう。とりあえず、今の装備ではキツそうね。まずは身の回りの準備をしてから出発することにしましょうか。
というわけで、エリニアに戻って木のダンジョンに籠もって新しい装備を身につけられるように経験を積んできました。幸い、ジェーンさんの頼まれごとで猪狩りをしていたので、角キノコをちょっと突いただけで程なくレベルアップ♪これでレベル28です。
装備一新、妖精のローブ紫の上下にワンドもミスリルワンドに。これで鍋ふただったらもっと良かったのになぁ。
鍋ふたが出るまでエリニアに留まるのもマヤちゃんを待たせている手前できないし、不安は残るけどスリーピーウッドへ出発☆
え〜っと。確か、ヘネシスから道があったはずよね。エリニアへの帰還書と青いお薬をたくさん用意してっと。
あ、ここね。ヘネシスから険しい道を乗り越えてやってきた入口らしき場所。全身鎧に身を包んだ人が立ってるわ。あら?でもこの人居眠りしてるみたい...じゃ、起こさないように静かに中に入りましょう。
一歩踏み入ったそこは鬱蒼としたジャングル。どこへ向かえばいいのかしら?地下洞窟って言うからには底に向かって降りていけばいいのかしら?
ジャングルで見かけたのは、スライム、黒切り株、緑キノコ、角キノコ。これなら、ねばねばした液体と木の葉もここで調達できそうね♪
あ、石組みの入口みたいなのがあるわ。あそこがきっとスリーピーウッドね☆
なんとかスリーピーウッドに到着した私は、まずは疲れを癒すために宿泊施設のサウナルームへ。
そこには可愛らしい先客がいました。小さなティアラがとってもプリティ。ちらちら窺ってたら目が合っちゃいました。微笑みかけてくれたので声をかけてみました。
彼女は盗賊の「慎慎」さん♪ピンク色のチパオというお洋服もとっても可愛いの☆初めてきたスリーピーウッドで緊張してたのだけど、慎慎さんのおかげでリラックスできました♪ありがとう、慎慎さん。またお話ししたいですね。
さぁ、それでは「死者の符籍」というのを集めに地下洞窟へ行ってみましょうか。
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