いつものところをぐるぐるぐるぐる廻っていると、鈍い光を放つ重そうなクロムをまた見つけてしまいました。サテライトを通じてそのことを彼女に報告すると、わざわざ引き取りに来てくれるとのお返事をいただけました。

　到着した「Eltone」さんに素材をお渡しすると、さっそくイリュージョンが始まりました。今回のショーは思ったより長く続きました。２回程光を放った後、５回目にして消失したクロム．．．長引いた分だけコストが掛かってしまったようですね。

　その後は彼女と一緒に鍛練をすることになりましたが、読書のお話の方が長かったかもしれません。今度、彼女のお薦めの書籍を探しに行ってみましょう。

　定例のビシャス討伐を終えてルディブリアムの街でのんびりしていると、「朋萌」ちゃんからお手伝いの依頼が入りました。お手伝いの内容はある人物のビシャス挑戦権獲得を支援することです。

　用事があるからと依頼だけ済ませてルディブリアムをあとにする朋萌ちゃん。私は時計塔の前でサポートをする対象を待ちます。程無くして赤い槍を担いだ女性から声を掛けられました。

　自称朋萌ちゃんの妹分という彼女を従えて傀儡師の棲み処に到着すると、「真由」さんが既に暴れまわっていました。欠片集めまであっという間に終わらせることが出来ました。いつか一緒にビシャス討伐をしましょうね。

　いつものところでいつものように鍛練をしていました。すると、上空から落ちてきた一人が落ちてきました。そこはちょうど浄化し終えたあたりだったので大丈夫だったと思うのですが、不用意に飛び降りるのは感心しませんね。

　最下層の処理を終えてロープを登ろうとしたら、先程の人物がぶら下がっていました。丁寧に闖入した謝罪をしてくれたその女性は「Xo朔夜oX」さんでした。私がエンジェルレイを取得するときにお世話になった方です。

　ずっと気になっていたのですが、彼女も先日遂にエンジェルレイを取得したという情報が耳に届いていました。この機を活かして直接お祝いの言葉を伝えることが出来ました。朔夜さん、本当におめでとうございます。

　定例のビシャス討伐に参加すると、消耗品であるパワーエリクサや黄昏の露といったお薬が配給されます。最近ではビシャス討伐時に用いる薬をマナエリクサに変えたので、これらのお薬は増える一方です。

　リプレ大陸の奥地で鍛練するのなら適度に消費されてゆくのでしょうけれど、自らすすんでリプレ大陸にいく気にはまだなれません。自分の鍛練とは別に、誰かの依頼であれば喜んで駆けつけるのですが．．．

　しかし、大量のお薬は明らかに荷袋を圧迫しています。このままでは私の活動にも支障が出そうだったので、お友達に格安で譲ることにいたしました。大口取引のおかげで、荷物は軽くお財布はちょっぴり重たくなりました。

　アリアントから北の街道を進んだところに忽然と姿を現した街、マガティア。噂では錬金術師達が大勢いるとのことなので、個人的には興味津津です。さっそく取材に訪れてみました。

　きれいな夕日を楽しみながらのんびりと街道を行ったので、マガティアに到着した頃にはすっかり日も沈んでいました。人々との接触を避けながら街の中をざっと歩いてみましたが、肌で感じた雰囲気からは何やら不穏なものを感じました。

　詳しい調査はまだこれからですが、どうやらこの街の人々の多くは、錬金術を研究するために２つの大きな協会のどちらかに属しているようです。