

契機はふとしたことだったと思います。気付くと目の前で繰り広げられているのは血生臭い修羅場でした。
近頃では、自分自身の鍛練よりもお友達や後輩の鍛練のサポートを優先してゆったりした時間を過ごしていることが多くなってきました。自らを高めようという意識がないわけではないのですが、乗り越えるのが困難な壁に阻まれて方策を練っているといった状況です。
ジパングで「朋萌」ちゃんの鍛練を手伝っていましたが、無法者に邪魔をされてしまいました。粘着されて鍛練どころではなくなってしまったので諦めて撤収してきたのですが、朋萌ちゃんはかなりのフラストレーションが溜まっていたご様子。鬼神の撲殺ショーは迫力満点です。

「朋萌」ちゃんからの要請で、彼女のお友達のビシャス討伐をお手伝いに行って来ました。動力制御室侵入の段階になってドラゴンナイトさんがメダルを持っていないことが判明し、体力増強無しで挑むことに...
特に大きな被害も無く討伐を終え、戦利品の抽選会も滞りなく終了いたしました。此処の討伐隊は何度かお手伝いをしていますが、討伐によって得られたものはお薬まで含めて全て抽選で配分されます。
抽選後は朋萌ちゃんと一緒に鍛練をすることになりました。通い慣れた傀儡師の領域ですが、彼女と一緒にここで鍛練をするのはほぼ初めて。瞬間移動で器用に避けながら殴る朋萌ちゃん、私の癒しまで避けてしまっては...

傀儡師を相手に「朋萌」ちゃんと鍛練を続けていると、「ちゃぶる」さんと「OoコリスoO」ちゃんが立ち寄ってました。
鍛練の手を休めて立ち話をしていたのですが、お友達が久しぶりに顔を見せに来てくれたという情報が入ってきたのでルディブリアムの街に戻ってきました。
あの事件からどれほどの時間が経ったのでしょう。私が最後に挨拶を交わしたときと容姿はまるで違っていましたが、発せられる言葉は本人そのものです。忙しくしていると風の噂には聞いていましたがお元気そうで何よりです。
「菊那」さんとも再会することが出来ました。彼女も生活環境ががらりと変わったようです。次の機会にはまったりと何処かへ遊びに行きたいですね。

ふとした瞬間に世俗から切り離されて独りになってみたいと思うことがあります。しかし、この世界では完全な独りきりになることは不可能です。
サテライトシステムを完全に遮断することは出来ないからです。意識しようとしまいと、自分には関係の無い、興味の無い情報が垂れ流されています。他人同士の喧嘩が雑ざることもあります。
普段は殆んど気に掛けないのですが、、煩わしく感じることもあります。お友達の会話が殆んど入ってこないようなときには、独りヘネシスの空き家を訪れて、能天気に跳ね回るママシュに会いに行きます。幸せそうなこの表情を見ると、此処に来て良かったと思えるのでした。

また何やら面倒臭そうな依頼を引き受けたらしい「朋萌」ちゃん。武陵大陸で独り頑張っているようなのでお手伝いに向かいました。
先ずはショーワ町のさくらちゃん依頼品、可愛いぬいぐるみということで、猫のぬいぐるみ集めです。私が到着した頃には終盤に掛かっていたようで、あっという間に完了したようです。
続いてのお仕事は、鹿の角集め。こちらはジパングの城下町の方が御所望のようです。鹿の角は乾燥させて粉末状にしたり、黒焼きにしたりするなどして民間療法に用いられるそうです。いったいどんな効能があるのでしょうか。お金になる仕事だと良いですね、朋萌ちゃん。
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