独りドラゴンスケルトンを相手に鍛練をしていると、「OoコリスoO」ちゃんがお手伝いに来てくれました。

　ビショップが二人で鍛練をすると効率が良いとされている場所ではありますが、おっかなびっくり動いているようではその限りではないでしょう。

　この日は来客が多い日でした。聖職者二人でいるところへ遊びに来てくれたのは「v源さんv」でした。私達が苦手としている段をもの凄い速度で処理してくれます。

　体調を崩されて暫く臥せっていた「ちゃぶる」さんも活動を再開されて元気になった顔を覗かせてくれました。その顔を見にやってきたのは「雪乃果」さん。いつの間にか楽しいおしゃべりの時間となっていました。

　先日、「v源さんv」が私と「OoコリスoO」ちゃんのところへ遊びに来てくれたのはこの日の為でした。

　源さんと「髭左近」さん両名の署名が入った招待状を携えてルディブリアムを訪れると、雑貨屋さんの傍で打ち合わせをしているお二人の姿を発見しました。

　街の外れのベンチでイベントを行うというので移動すると、ちらほらと参加者達が集まり始めていました。暫く談笑をしていると、主役のお二人が到着。席に着いたところで準備完了です。

　髭左近さんのご指名で「卯の花v」ちゃんがシャイニングレイを放つと、ベンチのお二人が仲良くレベルアップ♪参加者のみんなからお祝いの言葉がかけられました。

　独りで鍛練に出かける気がしなかったので、ルディブリアムの街でふらふらしていると、サテライトから「聖花」ちゃんの声が聞こえてきました。

　彼女もそろそろレベル120に達するようで、上級職への試験に向けて鍛練に励んでいるようです。そんな彼女のお手伝いをするべく、ショーワの悪徳金融へ向かいます。

　武器庫で鍛練をしていた聖花ちゃん、私にできるお手伝いは獰猛な大型犬を調教している彼女の許へ誘導することです。私に対しては噛み付こうとしたり、吼えて嚇かそうとしたりする犬達ですが、彼女の前ではすぐにおとなしくなるようです。この調子で鍛練をしていたら、次に会う時には新しい彼女になっていそうですね。

　サテライトから「朋萌」ちゃんがとある場所へ行く方法を質問する声が聞こえてきました。最近空路が開通したあの地に何の御用があるのでしょうか。

　噂話を基に情報を判断するならば、彼女が探そうとしているモノはなかなか見つからないとのことです。雑事を片付けた私は、朋萌ちゃんの後を追ってお手伝いすることにしました。

　やってきたのは武陵の霧深い森の中。先行していた朋萌ちゃんも無事に辿りつけていたようです。私が到着する頃には既に探索行動を開始していましたが、探し物は見つかる気配すらないようです。本やらぬいぐるみやらが動き回る不可思議な森で何が隠されているのでしょうか？

　歳古しモノには魂が宿り、付喪神や九十九神と呼ばれる存在になります。私達はモノに感謝をして大切に扱わねばなりません。

　「朋萌」ちゃんと私が探し物をしているここには、妖かしの気が充ちています。そこに書物なりぬいぐるみなりが不法投棄されたのでしょうか。或いはその逆で棄てられたモノが歳を経て気を発するようになったのでしょうか。

　朋萌ちゃんはあることに関して記述された書籍を探しているそうです。本自体が勝手に動き回っているので、二人で次々と鎮め、そのあとで彼女が検分してもらいます。しかし、困ったことに長い年月を風雨に曝されていた所為か、本はばらばらになってから妖怪化したようです。