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ファントムウォッチを相手に鍛練しているところに、上から急に人影が降ってきたのですごく驚きました。飛び込んできたのは盗賊さんらしく、姿隠しの術で巧みにファントムウォッチをやり過ごしていました。お散歩と称した冒険をしていたらしく、少し会話をしたら満足して戻って行かれました。 　その後、しばらく独りで鍛練していましたが、「男爵」様が様子を覗きに来て下さったので、お誘いして一緒に鍛練することになりました☆ 　二人で鍛練を始めてすぐに、またもや来客のようです。今度のお客様は、「ねこのしっぽ」さんでした♪せっかくなので、彼女もお誘いして一緒に遊ぶことになりました．．．が、久しぶりな彼女にいきなりここは厳しかったようです。

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ファントムウォッチは、「ねこのしっぽ」さんにとって危険すぎるということで、ぬいぐるみ解放運動をお手伝いいただくことにいたしました☆ 　ここならば私も自由に動き回れますし、なによりねこさんがビシャスツアーに参加する為に必要になる資格取得のための試練、神秘の粉集めもできてしまいます。 　ねこさんも、ファントムウォッチに比べれば危険も負担も低くなったようです。おしゃべりしながら傀儡師達の手からぬいぐるみ達を救い出すことができました♪ 　粉集めがあっという間に終わり、気が大きくなったのでしょうか。ねこさんはまだ見ぬタナトスに逢いに行くと言い残し、飛び出してゆきました。追い付いたところで私が目にしたものは．．．ルディブリアムに戻ってお別れするときには、彼女は愛用のオットセイ帽を被っていました☆

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以前からみなさまに告知していたアァン☆Happyツーリスト主催、「それ逝け！ジャクム！ビシャス！」の日がついにやってきました♪ 　普段は、支店長の「RAVG」さんが率先してジャクム参拝の順番確保をしてくれていたのですが、いつも支店長任せにしておくのも悪いので、私が代わりにジャクム門の前で順番待ちをすることにいたしました。 　門の前に到着したときには、既に何枚もの看板がでていました。幸いなことに、私たちの予定と重なるものはなかったので、予定時刻を記した看板を掲げます。 　しばらく待っていると、新入社員の「長老の姪っ子」さんが来て看板持ちを代わってくれました。私はサテライトを通じて参加者のみなさまにアナウンスをします。 　参加者もどんどん集まってきましたが、肝心の支店長の姿はまだありません．．．どうしたら良いのでしょう？

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支店長の「RAVG」さん不在のまま、参拝の順番が巡ってきてしまいました。後続の参拝者達にご迷惑をおかけするわけにもゆかないので、次々に参加者達を祭壇に送り込みます。 　ツアー常連のお得意さまもいれば、今回が初挑戦の方も居ます。手早く、チームを割り振って注意事項の確認と準備運動を始めました。それと同時に、思い思いに祭壇を飾り付けてゆく人も．．． 　そしていよいよ、ジャクムの降臨です。いつも人任せにしすぎていた報いでしょうか．．．きっと慣れない説明で動転していたのでしょう。降臨直後の強烈な神気にあてられて、指一本動かせぬまま逝ったようです。参加者のみなさまをバックアップするはずの聖職者が真っ先に．．．しかしそのおかげで、特等席で観戦させていただきました。

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参拝開始直後に肉体から解放され、思念体となって特等席で観戦をしていました。しかし、あまり長時間肉体から離れていると戻れなくなってしまうので、後ろ髪引かれる思いでしたが、肉体の転送されているエルナスの街へと戻ることにしました。 　エルナスのベンチは、我がアァン☆Happyツーリストのスタッフ「花佳」ちゃんによって、ちゃんと用意されておりました☆彼女は門前で私たちを送り出してくれた後、一足先に街に戻ってばらばらと戻ってくる参加者達のおもてなしをしていてくれました。 　集合時間に間に合わなかった、「月華七嬉」さんも顔を見せてくれていました☆戻ってきたメンバと一緒に盛り上がっています。 　ベンチ組が勝手に盛り上がりはじめた頃、ジャクム参拝組はまだまだ奮闘していたようです。思念体となって留まっている人から、腕を一本もぎ取ったという報告がありました。それを聞いてまた盛り上がるベンチ組。 　最後は時間切れとなって全員、ベンチ前に集合です。趣旨に添って逝った人、神気にあてられて吹き飛ばされた人、時間まで粘って自らの意志で撤退した人、いろいろでしたが、まずは第一部終了です♪お疲れさまでした☆

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