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「エオス塔...ですか」
「あぁ、ウチの作業員がちゃんと作業しているか確認したいんだよ。このカメラで撮影してきてくれないかな」
結局、断る理由も見つからなかったので引き受けることにしました。
工場長からハカセさんの居場所を教えてもらい、ドクターからの伝言を伝えました。
「ドクター?あぁ、ナカムラさんね。はい、じゃあこれを。彼から頼まれた部品です。持ちきれるかな?」
「あら、大丈夫ですよ。こんな身体でも冒険者生活してますから。かなり大きいのですね」
「精密部品だから緩衝材もかなり入ってるんですよ。嵩張って持ちにくいかも知れないけれど、取り扱いにだけは細心の注意を払ってくださいね」
「了解しました。それでは行ってきます」
大きな荷物を持ったまま移動するのは大変な労働になるので、以前いただいた防衛本部へ移動できるディスクを使ってみました。あっという間に到着です♪
「ドクター、お待たせいたしました。ご注文のお荷物です」 |
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