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 「マクリ差し」さんと別行動をとることになった私は、ヘネシスに向けて出発です。エリニアの森の出口あたりで男の方とすれ違いました。あら?もしかして...
「れむさんですね?まさかこんなところでお逢いできるとは...」
「やっぱり中前さんですね☆はじめまして♪」

「れむさん突然ですが、これからお時間ありませんか?」
「ごめんなさい、中前さん。今からヘネシスのリナさんのところへ行かなくちゃいけないの...」
「そうでしたか。では、これを受け取ってください♪」
 そう言って中前さんが差し出してくれたのはバナナでした☆これってロニちゃんが食べたがっていたものだったはず。
「ありがとうございます♪これから集めるところだったんですよ、これ」
「お役に立てるなら嬉しいです。今度遊びましょう」
「ええ。次の時にはぜひ。こちらからもお願いしますね」

 突然の出逢いにびっくりの私、ゆっくりお話しできなかったのが残念です...中前さん、次は必ず遊びましょうね♪
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 「中前」さんとお別れして、私はヘネシスに到着しました☆さて、リナお姉さんはっと...あぁ、見つけました、彼女ですね。私よりも年上に見えますけれど、ロニちゃんて乱視でも入ってるのかしら?

「リナさん。ちょっとよろしいですか?実は私、ロニちゃんに頼まれてきたのですが...」
「あらあら、あの子に頼まれてきてくれたのね。良いわよ、そのくらいは朝飯前よ♪ふふっ、あの子、また悪戯でもしてるのかしら?」
「それで、リナさん。そのウナギはいつ頃焼き上がるんですか?」
「えっと、ちょっと待っててね、すぐだから...あら?いけない、隠し味に使うカズアイの尻尾とピグの頭がないわ。あなた、悪いんですけど調達してきてくれないかしら?」

 カズアイの尻尾にピグの頭だなんていったい、お料理にどう使うんでしょう?そんなもの食べたらおなか壊しそうですけど、大丈夫なのでしょうか?
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 カズアイの尻尾ですか...エリニアの北の森と、スリーピーウッドにもいましたね、たしか。「マクリ差し」さんからダイヤの精製が終わったと連絡があったので、エリニアで集合することにしました。
 この時点で、「SHILPY」さんが時間切れ。私がもたもたしてたばっかりにぃ、SHILPYさん申し訳ございませんでした。

 実は、エリニアの入口で立ち話をしちゃってたんです。すれ違いざまにいきなり声を掛けてもらいまして...
「あ、もみじ☆あるきの方だ!」
「びっくりしたぁ。はじめまして♪」
 私に声を掛けてくれたのは「聖騎士レイン」さん☆
「レインさんはお強いんですねぇ」
「いえいえ。まだまだですよ」
「謙遜しないでくださいな、そんなこと言われたら私なんて...」
「そうだ。一緒に狩りに行きませんか?お手伝いします」
「ごめんなさい、今おつかいの途中なんですよぉ」
「そうですか。じゃ、また今度」
「ええ、こちらこそぜひお願いします。では♪」
 というやりとりがあって、集合に遅れてしまいました。


「はい、れむさん。ダイヤお待たせしました」
 仕入れ、精製にかかった必要経費をマクリさんにお支払いしてから、そのダイヤをロウェンさんのところに。
「あら?ダイヤを持ってきてくれたのね、キレイ...やっぱりキラキラ光るものは素敵だわぁ♪それをくれるなら、ロニが欲しがってる牛乳を貴方にあげるわ」
「いいですよ。ぜひ交換してくださいな」
「やったぁ♪どうもありがとう。それじゃ、さっそくこの牛乳をロニに届けてあげてね♪このダイヤは私が有効利用させてもらうわね☆」
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 ロニちゃんのリクエスト、残るはウナギ焼きのみとなりました☆みんなに少しずつ助けてもらっているから、私は人よりも苦労はしていないのだと思います。

 ウナギ焼きに必要な材料のひとつ、カズアイの尻尾を集めに「マクリ差し」さんと北の森のダンジョンにやってきました。カズアイって...聖職者になるための試練で相手にした以来です。しかもあの時は試練用の特別な品種だったようで、今回のカズアイはより凶悪でした。
 最初は、マクリさんにお手伝いしてもらって集めるつもりだったのですが、何とか半分自力で集められたためそのまま全部頑張ってみることに。マクリさんをしばらくお待たせしてしまいましたが、無事収集完了♪

「そういえばれむさん。もう一つの材料、ピグの頭はどうするんですか?」
「それはご心配なく。以前、リボン集めをしたときに拾ったのをそのまま持ってますから♪」
「そうでしたか。じゃ、これで全部ですね。ヘネシスへ向かいましょう」


「リナさぁん、お待たせしましたっ。ウナギ焼きの材料集めてきましたよ」
「あらあら、それはどうもありがとう♪じゃ、さっそくお料理にとりかかるわね☆」
 そう言ってなにやら作業をはじめたリナさん。それにしてもあの材料をどうやって使うのでしょう?ちょっと失礼して覗かせて...あら?手元が全然見えないわ。
「はい、おまちどおさま。熱々のうちにロニに届けてやってね♪」
「それよりも、リナさん?料理方法のことでちょっと質問が...」
「さぁ、早く早く。ぼやぼやしちゃうと冷めちゃうわよっ」

 ...無理矢理送り出されてしまいました。何はともあれ、必要なメニューは全て揃いました☆ロニちゃん、今行きますからねぇ♪
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「はい♪ロニちゃん、お待たせしました☆ご注文のメニューをお持ちしましたよ」
「あれれっ、本当に持って来たんだぁ。美味しそうだなぁ♪おばさん、ありがとう。じゃぁ、はい、この本。僕も男だからね、約束は守らなきゃ」
「あら、偉いのねぇ。お姉さん、ロニ君をちょっぴりだけ見直しちゃった☆」
「どうせ、僕にはなんの本だかわからないし。どうしてパパはこの本を大事にするのかな?そだ。おばさん、これ何が書いてあるの?」
「お・ね・え・さ・ん でしょ?もう少し大きくなったら教えてあげるわ、じゃね♪」


「マクリさん。ロニちゃんから本、返してもらいましたよ♪」
「受け取りましたね?では極楽さんに返しに行きましょう」
 「マクリ差し」さんと連れだってスリーピーウッドに向かいました。
「じゃ、マクリさん、この本おじさんに届けてきますね」
「いってらっしゃい」

「おじさん、はい、本です。これですよね?」
「おおっ、そうだよ、この本だよ!俺が大事にしてた本だよ...ありがとう。これ、お礼だよ。それと少しだけど旅の足しにしてくれ」
「お気遣い、ありがとうございますでも、ロニちゃんは大丈夫なんですか?
「あの子なら大丈夫だよ。エリニアの妖精たちに守られてるからね」

 サウナから出てマクリさんと合流する私。
「マクリさん、おじさんからガウンもらっちゃいました。それとお手伝いいただきまして本当にありがとうございました♪」
「良かったですね、れむさん☆まだ時間あるからもう少し遊んでいきましょうか?」
 その後しばらく、マクリさんと遊んでもらってお別れしました♪マクリさん、本当にお世話になりました♪
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