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keukenhofさんと別れ、エリニアに戻ってきた私。調査結果の整理を終えてのんびりしているところにマクリ差しさんの登場。
「ガラスの靴、探してるんですって?」
「ええ。妖精のアルウェンさん、どうやらファイアボアという猪に襲われて失くしちゃったみたいなんですよ」
「ああ、火ボアですね。どうです、今からいってみませんか?ご案内しますよ」
「う〜ん。図書館で調べたら随分危険らしいじゃないですか。今の私で太刀打ちできるでしょうか?」
「れむさん、何事にも挑戦ですよ」
「ですね♪では、お言葉に甘えてお願いしようかしら」
グループを組んでもらい、マクリさんとペリオンを目指しました。
「マクリさん。どこら辺にいるのですか?火ボアって」
「ここから向かいましょう」
マクリさんのリードで私たちは「深い谷」に踏み入りました。いました、今までに私の見た猪よりも体毛が赤く、鬣には炎を纏っています。
「まずはどれだけイケるか試してみてください。私がついてますから大丈夫です」
「ええ。恐いけどチャレンジしてみますわ」
十分に距離を取ってマジッククローを発動、ちゃんと当たります。が、当然ながら一撃では倒れません。3回目で倒すことができました。
「まだ、早いみたいですね。私では」
「そうですね。無理してはマズいですよね。では、その日のためにヤツらのねぐらまで案内するだけにしましょう」
深い谷を奥に進むとスリーピーウッドのダンジョンの入口があるそうです。私たちはその途中で、脇道にそれました。
「ここから先は荒野です。ずっと先まで続いているんですよ」
「ここに火ボアがたくさんいるのですね?」
「ええ。奥の方には猿も出ますから注意してくださいね」
「マクリさん。案内していただいてどうもありがとうございました。もっと経験を積んで早くここでアルウェンさんの靴を探せるようになりますね♪」
見学を終えた私は、帰還書を使ってペリオンまで戻ってきました。この後、ゆっくりペリオンでお休みしました。 |
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