定例ビシャス討伐も50回を超えていました。この日は主催の「朋萌」ちゃんが急遽お休みとなってしまったので、ゲストに「フィエンド」さんのお友達を迎えて挑戦です。

　さすがに攻撃力の高い戦士さんが居ると、撃破までに掛かる時間が従来とは比較にならないほど短縮されます。時間が短ければ短いほど、各人が使用するお薬の量は抑えられることになります。

　２度の討伐を終えてもたいした時間は経過していません。今回は装備品数点に加え、マスタリブックも出ておりました。いつもは朋萌ちゃんがこなしてくれる役回りをフィエンドさんが率先して代わってくださいました。明日もこの調子で頑張りましょう。

　いつものところで真面目に鍛練をしていると、クロムという重たそうな鈍器を見かけることがあります。いつもは荷物整理をする際に処分してしまうのですが、珍しく程度の良い物が見つかったので手元に残しておきました。

　すると、随分見掛けていなかった「Eltone」さんが久しぶりに姿を現してくださいました。鈍器の匂いを嗅ぎ付けでもしたのでしょうか。ちょうど良いタイミングですから、すぐにお届けしに行きましょう。

　ひとしきり再会を喜び合った後、得物を彼女に渡すと、私の為にイリュージョンを披露してくれました。鈍器の蒐集家でもある彼女、お休みしていた間に発表されたニューモデルのお話をすると、もの凄く興味を示したようで、さっそく市場を覗いて入手していました。

　先日「Eltone」さんと再会したときにも久しぶりと感じましたが、この日は「RedLobster」ともっともっと久しぶりな再会を果たしました。

　サテライトから聞こえてきた彼女の声は、私の記憶にあるそれと全く変わりません。まるで昨日もお話しをしたかのように自然に会話をすることが出来ました。

　探してみるとマーケットの入口に居るようなので、顔を見に伺います。偶々居合わせたEltoneさんも一緒におしゃべりをした後、ロブさんに彼女が居ない間に起こった出来事を少しずつ説明していきます。

　同じ聖職者として新しい力を紹介すると、彼女のやる気もアップしたようです。

　定例ビシャス討伐に参加する日には、少し早めに動力制御室の前に到着しておいて他の参加者を迎え入れる準備をするようにしています。普段鍛練をしている場所が此処から近いというのもあるでしょう。

　大抵の場合、主催の「朋萌」ちゃんも早めに到着しています。時間が近づいてみんなの準備が整うまでは、彼女とおしゃべりを楽しみます。

　撲師として鍛練を重ねてきている彼女、最近、少し悩んでいることがあるそうです。プリーストとして必要なスキルの殆んどを修めてしまったとのことですが、まだ法術を学ばなければなりません。撲師として身体を鍛えることをしている彼女は残りの時間で何を学ぶべきなのでしょうか。

　いつものところで「世志美」さんの鍛練をお手伝いしていたのですが、不幸な事故が起こったので撤収することになりました。不用品の処分をする為、雑貨屋さんに入ってそのままおしゃべりを始めました。

　暫く話に花を咲かせていると、お友達が集まってきました。「男爵」様が腰掛けている可愛らしい月の椅子に目が行ってしまいますが、これは他の人に譲ることが出来ないものということで、掛けさせてはもらえませんでした。

　いろいろな話題が出ていましたが、盛り上がっていたのはお菓子のお話でした。数種類のお菓子を集めると変わったお洋服がもらえるとのことです。そこにタイミング良くやってきた「水薙月海里」さんが着ていたものは．．．