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試練を経て肉体を授かった私の竜。既に霊体でいた時よりは力をつけていますが、まだまだ力を秘めているようです。 　もちろん、召喚者である私の力が不足していることもあるのですが、このままでは竜の力は発揮されないそうです。ラウルさんに由れば、ワイバーンの新鮮な心の臓でその封印を解くことが出来るということなので集めに行ってみました。 　大量に必要になるということで、私独りでは不可能だと考え、「nativemini」さん、「すぅぴ」さんご夫妻に相談したところ、お手伝いを快諾していただけました。お二人のおかげで順調に材料は集まり、段階的に解かれてゆく封印は残すところあとひとつとなりました。

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ワイバーンを倒す手伝いをしてくださった「nativemini」さん、「すぅぴ」さんご夫妻にお礼を述べ、私の竜の能力を開放する試練は終了となりました。最後の封印を解くのはまたの機会でも構わないでしょう。 　リプレの街では「ちゃぶる」さんと「卯の花v」ちゃんがおしゃべりをしていました。楽しい会話に雑ぜていただくことにしましょう。 　とにかく反応が面白い卯の花ちゃん、いたって平凡な会話なのですが、気付くとちゃぶるさんが彼女をからかう展開になっています。本が好きだという彼女との会話は私にとっても刺激的です。お薦めの本を紹介しあいました。 　自分以外の視点から本を探すということも楽しいことです。卯の花ちゃん、また本のお話をしましょうね。

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竜の力を解放するため、独りでワイバーンの巣へとやってきました。お友達の力を借りずに触媒を集めきることが出来るでしょうか。 　３種族いるワイバーンの中で、赤ワイバーンは一番の下級種に分類されます。しかし、私にとってはそれでも十分な強敵、脅威に相当します。 　力強く鼓動する心臓を持つ彼らは溢れんばかりの生を主張しています。それは私の癒しの力で彼らを浄化できないということです。となると、私に出来ることは成長途中の竜を召喚することと、自らシャイニングレイを放つことくらいです。 　しかし、召喚した竜は護衛が任務と考えているのか、私の傍から離れません。ワイバーンの集団に近づきすぎると癒しで手一杯になってしまうために．．．

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ワイバーンの集団の中に飛び込んでシャイニングレイを放つと回復が追いつかずに目の前が真っ暗に．．．結局、独りで集められた触媒は必要量の10分の1でした。 　あと一度封印を解くだけ、と考えてしまうとどうしても早く済ませてしまいたくなりました。自分だけの力ではどうしようもないのでやっぱり誰かに頼ることに。 　サテライトを通じてお願いすると、「星月夜井」さんがお手伝いしてくれると言ってくださいました。彼女が指定したのは青ワイバーンの巣。断崖絶壁は一歩足を滑らせると下まで一気に落とされてしまいます。 　夜井さんは起用にワイバーンを足場の端に追いやり、ものすごい速さで処理してゆきます。一生懸命彼女を追いかけてサポートしているうちに、触媒は集まっていました。

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元気に頑張っている「OoコリスoO」ちゃんの可愛らしい額を愛でるために、彼女が鍛練を頑張っているケンタウロスの領域へ足を運びました。 　先ほど私がお手伝いをお願いした「星月夜井」さんが一足先にコリスちゃんのお手伝いを始めていました。二人は傍で見ていてうらやましくなるくらい、とっても仲良しです。 　そこへお邪魔する形になりましたが、二人は温かく私を迎えてくれました。お互いの持ち場を決めて、行動する範囲を狭めることで鍛練効率を上げます。時折りすれ違うときにサポートをしあいます。 　鍛練相手以外にも注意を払わないといけないこの場所は、私がいつも篭っている時計塔よりも危険が多いと感じます。尤もコリスちゃんに言わせればファントムウォッチの方が怖いとのことですが．．．相性、なのでしょうか。

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