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 ジャクム門の様子を見に行ってくれていた「男爵」様からそろそろ集合しようとの連絡が入ったので、まずは私独りでジャクム門を目指します。

 「田舎の虎」さんからはヘイストで、「lティラミスl」ちゃんからはハイパーボディで支援をしてもらったので、獰猛な獣がいる溶岩地帯も難なく乗り切ることが出来ました♪
 ジャクム門に到着すると多くの人が待機していました。軽くご挨拶だけしてから、エルナスで待っているパーティメンバをミスティックドアを通して呼び寄せます。
 順番が近づくに連れ増して来る緊張感。男爵様と虎さんは慣れた感じで、初めての私たちにいろいろなアドバイスをしてくださいます。それをひとつひとつ心に留めていきます。さぁ、ついに私たちに順番が回ってきました。
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 「男爵」様の指示により、ひとりずつ慎重に門を潜ってゆきます。祭壇の間に入った途端、何かが肌に纏わり付いてくるような感覚を受けます。今ここに存在しない何かの強烈な神気、あるいは魔気とでもいうのでしょうか。ねっとりと固形化した大気が充ちているようで水の中を移動しているような違和感があります。

 この強烈な気に中てられて、「lティラミスl」ちゃんがリタイアしてしまいました。ドラゴンナイトがいないと危険だということで、急遽、見学で一緒に入ってきた「liny」さんのパーティと合流させてもらうことに。
 しかし、ここでひとつの問題が...ひとつのパーティに収まらなくなってしまったのです。すぐに男爵様が単身挑むと言って下さったので解決しましたが、ハイパーボディの支援も、ヒールによる癒しも無しだなんて...危険すぎます。その決断を下した勇気に感謝いたします。

 パーティの再編制も終了し、各自の準備も整いました。試練を乗り越えた者だけがアドビスさんから与えられる宝珠、火の目を取り出して男爵様が祭壇に近づいてゆきました。
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 火の目を祭壇に安置した途端、粘性を持った大気は大きく震え、気配が祭壇の宝珠に収束してゆきます。

 身体の周りの大気が完全に固化してしまったかのように指一本動かすことさえままなりません。急激に膨れあがった恐怖という感情で意識が途切れたようです...次の瞬間、目の前には巨大な物体が蠢いていました。
 日頃の鍛練のおかげか、発狂はしないで済んだようです。散り散りになった理性をかき集めて精神を集中させ、パーティのメンバの死を遠ざけるために気力の続く限り癒しを唱えていました。

 圧倒的なその存在は無慈悲な力を振るい続けます。気がつけば、メンバは半減...存在を拒絶され、祭壇から閉め出された者もいるようです。そして、こちらの抵抗はこの存在には毛ほども影響を与えていないように思えます。これは宝珠を依り代として降臨したこの存在の性質なのでしょうか?霊界なのか、魔界なのかはわかりませんがこの物質界以外にも同時に存在しているとしか思えません。この存在を否定するには肉体的以外に精神的にも鍛練を積まなければならないですね...
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 ジャクムの祭壇から撤退し、エルナスで簡単なミーティングをした後、解散となりました。

 超絶的な力に翻弄されてしまい、ショックを隠すことが出来ません。思い返そうとすると、脊髄に氷の柱でもつっこまれたかのような感覚が走り、歯の根もあわなくなるほどに震えが来ます。

 この世界にジャクムという存在があり、そして冒険者達がいる限り、 私はいつか再びあの地に足を運ぶことになるでしょう。なぜなら私は聖職者だから...
 その時がくるまでに心身共にさらなる成長を果たしておく必要がありそうですね。そう思った私は、久しぶりにゾンビの森で鍛練をしました。
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 サテライトから久しぶりに優しい声が流れてきました。もちろん、とても楽しいおしゃべりの声の主も一緒です♪

 あまりに嬉しかったので、「ばぐんパパ」さんと「ばぐんを癒す」さんのいるオルビス塔に駆けつけてしまいました☆パパの調子が悪くて、一緒に外を歩けないからというお話しをママから聞いていました。そしてそのままもパパに付き添っていたので殆ど外に出ることはなかったようです。
 そのパパが復調したということで久しぶりでご夫婦揃ってお出かけしてきたようです。何はともあれ、パパ、ママ、おかえりなさい♪
 あまりの世界の変容ぶりに、おとぎ話に出てくる竜宮城へでも行って来たようだと笑い合う二人。大丈夫、私がゆっくりご案内して差し上げますよ♪
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